あなたは、こう思っていませんか?
『ネガティブな感情は、ネガティブな事象を引き寄せる』
『人を呪うと、自分も不幸になる』
『ネガティブな感情を抱いていると、病気になる』
確かにそうかもしれません。
ですが、人からネガティブな感情を取り除いてしまうと、もはや人間ではありません。
それは、無機質な機械と一緒です。
人の心から、闇を取り除くことはできません。
お客様に癒しを届け、心身を健康へと導く仕事をしている私とて、例外ではありません。
心の闇と鬼
昨年、私と子供達は酷い裏切りに会いました。
長年信頼していた人が、普段と変わらず何食わぬ顔で私達と接する裏で、何年にもわたって私達を裏切っていました。
人の二面性というか、裏の顔を知り、一時期は人間不信に陥りました。
いにしえの陰陽師、安倍晴明は
『鬼より怖いもの、それは人である』
と言ったそうです。
今となっては、この言葉がとても腑に落ちます。
裏切りを白日の下に曝され、開き直ったその人の表情は、まさに鬼そのものでした。
その時の私の表情も、もしかしたら鬼の形相だったのかもしれません。
破壊と闇堕ち、そして再生
裏切りにあった直後は、レイキの流れが滞るようになりました。
ネガティブな感情は、レイキの流れを妨げる。
頭では理解していても、次々と沸き起こってくる負の感情を制御することができませんでした。
心の底から人を恨むという経験は、生まれてから初めてのことでした。
沸き起こる負の感情を抑え込もうとするほど、レイキの流れもまた悪くなる一方でした。
そうやって足掻き、悶えているうちに、私自身不思議ですが、なぜか開き直ることができました。
『どうせ消せない感情なら、とことん付き合ってやる』
沸き起こる感情に流されるまま、来る日も来る日も嘆き悲しみ怒っていると、不思議なもので、徐々に飽きてくるのです。
『あ~、なんかもうどうでもよくなってきた』
心の底からそう思えるようになりました。
光を強化する闇
愛・信頼の対義語は、何でしょうか?
憎悪、もしくは不信でしょうか?
私が思うに、それは
無関心
だと思います。相手や辛い経験に対して、心がまったく動かなくなる状態です。
ここまでくればもう大丈夫です。
あとは光に導かれて、登っていくのみです。
自分が傷つき、深く悲しんだという闇は消えません。振り返り足元を見れば、その闇は依然としてうごめいています。
かつて自分を飲み込んでいた闇は、自分を導く光を引き立てる役割を果たします。
光があるから闇ができるように、闇があるから光が一層強調されるのです。
和菓子に使われる餡子を作るとき、砂糖と一緒に必ず塩を入れます。
砂糖だけしか入れていない餡子は、ただただ甘ったるく、食べていて飽きが来ます。
しかし、砂糖に塩が加わると、甘さが引き締まり、奥深い味へと様変わりします。
人間も同じです。闇を抱えるからこそ、人間味が出て光り輝くのです。
闇を癒し、光へ導くレイキ
比較的短期間で、私が闇堕ちから復活できた理由の一つとして、レイキの恩恵があると思います。
ヒーラーを始めた当初は、まさか自分で自分のトラウマを癒す日が来るとは、夢にも思っていませんでしたが。
レイキヒーリングには、自律神経を整える効果があることは論文で示唆されており、脳内のホルモンバランスが整うことが予想されます。
過剰なストレスホルモンの放出を、レイキによって制御出来ていたのではないかと、今となっては思います。
自分が傷つくことは、とても辛いことです。できれば避けて通りたい。
ですが、自分が傷ついた経験は、必ず人の役に立てる日が来ます。
そして自分が傷ついた人は、安易に人を傷つけることはしないでしょう。
深く傷つき、心に闇を抱えてしまったあなた。
あなたの心の闇を動力源にして、心傷ついた人を光で癒してあげてください。
一度は闇堕ちしたヒーラーとして、私も応援しています。
告知
温の手はレイキヒーラーの育成を行っています。
『10年ちかく、医療現場でレイキを実践してきたレイキマスター』による、温の手だけでしか受けれない伝授講座(アチューンメント)となっています。
レイキ以外にも、見えないエネルギーである【氣】を感じ、操る方法をお伝えする講座も行っています。
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また温の手では、レイキヒーリングを主体とした、ヒーリング施術を実施しています。
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