心を安らかにして天命に身を任せ、どんなときにも動揺しないこと。人力のすべてを尽くして身を天命に任せ、いかなる時も他のものに心をうごかさないこと。 三省堂 新明解四字熟語辞典
この境地を、
安心立命
といいます。読み方は、あんじんりゅうみょう、あんしんりつめいetc…
ある意味、悟りの境地を表した言葉とも言えます。
世界で最初に靈氣/レイキというエネルギーの存在に気づき、それを手当て療法として体系化した
臼井甕男氏
は、古今東西の文献を読み漁り、時に禅寺で瞑想修行を行い、この安心立命の境地に至るための方法を探していたそうです。
昨今のコロナ騒動により、全世界では不安が渦巻いています。
不安は、人間の生存本能に基づく感情であるため、完全に消し去ることは不可能です。
ですが、この不安にとらわれ過ぎていると、心身の健康を害します。
いまこの時、私たちに必要なのは、この安心立命の境地なのかもしれません。
一度、死んでみることだ
靈氣療法の祖、臼井甕男氏は、様々な職歴を持っていたそうです。
新聞記者、教戒師、会社員、神職、政治家秘書、そして事業家。
自分の立ち上げた事業の失敗も、経験したそうです。
様々な経験をしつつも、その意識の根底には、常に
安心立命の境地
を求める心があったそうです。
そしてある時、禅寺での瞑想修行を開始します。修行は約3年に及んだそうです。
修行を終えても、安心立命の境地が何なのか、臼井氏は理解できませんでした。
そんな臼井氏に、禅師はこう諭します。
一度、死んでみることだ
仏陀は、ブッダガヤの菩提樹の下で、悟りを得るまで立ち上がらない覚悟で命を賭した瞑想修行の末、悟りを得ました。
臼井氏も、それに倣ったのでしょうか。鞍馬山に籠り、断食瞑想を開始しました。
そして21日目、突然に意識を失います。
目を覚ました臼井氏は、自分の体に何か凄まじいエネルギーが満ちているのを感じました。
そしてその心は、かつて経験したことがないほど、深い安息感に包まれていたそうです。
その後、鞍馬山を下山中に足の指を木の根に打ち付け、爪がはがれてしまい、とっさに手を当てたところ、みるみる痛みが引いて血が止まりました。
下山して禅師に、これが悟りを得た境地なのか尋ねると、その境地を人々に教え広め、副産物である癒しの力も広く人類のために使うべきだと諭されました。
こうして、心身改善臼井靈氣療法、のちに世界へと広まるレイキヒーリングが産声を上げました。
己の精神性を高め、他者を癒す
靈氣療法は、レイキヒーリングへとその名を変え、世界へと広まっていく過程で、他者ヒーリングの技法としての性質が、色濃く前面に押し出されていきました。
しかし本来は、安心立命の境地へ至るために、自己の精神性や霊性を高めていく過程で活かされる物でした。
靈氣に触れることで、深い安息感を得て、何事にも動じない精神を手に入れる。
その安息感を、手当てを通して他者と分かち合うのです。
実際、レイキは自分の心が落ち着いていると、よく流れます。極端な話、シンボルやマントラを使用しなくても、リラックスしていれば大量に流れていきます。
臼井氏は、最終的にはシンボルやマントラを手放すようにと、教えていたそうです。
シンボルやマントラ、様々な方法を取らなくても、自分が安心立命の境地に立ち、大安心のうちに身を任せていれば、
成るべきことは成る
ということを、上述のレイキの特性を通じて伝えたかったのではないでしょうか。
不安をコントロールし、自然治癒力を高める
世界には、マインドフルネスやヨガなど、心身を整える方法が沢山あります。
心の不安をコントロールできるようになると、過剰なストレスホルモンの放出を抑えることができ、病気の予防にも繋がります。また、自律神経も整うので、人間が本来持つ自然治癒力を最大化することができます。
レイキヒーリングを受けたり、実践することでも、このような効果が期待できます。
各々が自分の心を整え、安心立命の境地を目指すとき、パンデミックとしてでなく、不安を撒き散らすという意味でのコロナ騒動は、本当の意味で収束するのかもしれません。
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